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Archive for 11月, 2017

やっとインフルエンザのワクチン枠を拡大したと思いきや、悪い話が入ってきました。

どうやら別の製薬会社のインフルエンザワクチンが思うように出荷できなくなり、

12月に入っても供給不足になるようです。

当院でも次回の入荷日とそれに伴って入っている量が分からなくなってしまいました。

インフルエンザの枠は拡大してみたものの、今度は在庫不足の可能性が出てきたために

急遽、12月8日分以降の予約を止めて在庫の調整作業に入ります。

今まで予約を入れてくださった方の分はどうにか確保できる状況ですが、

それ以降は絞らなくてはいけなくなるかも知れません。

今年はいったいどうなってしまっているのでしょうか。

早急の対策をお上にお願いしたいところでもあります。

今年もこども元気の玄関先ではクリスマスイルミネーションを始めました。

 

加湿器

いよいよ今年も加湿器が動き出しました。

超音波式などいろいろな種類があるのですが、

煮沸式が温まって好きです。

でも火傷には注意しないといけませんね。

10月の接種開始からすでに1月半以上が経過した今でも

充分なワクチンの確保ができない状況にあります。

毎日多くのお電話やメールをいただきますが、

1日40人前後が精一杯で、それでも、かなり在庫を見ながら綱渡りをしている部分もあります。

今回、どうにかして集めたワクチンをとりあえず放出したいと思います。

インフルエンザの枠を拡大して対応していきます。

12月に入れば、ワクチンが回ってくると、言われていますが、

すでに11月になれば・・11月中旬なら・・と同じ事を言われ続けているので

本当にそうなるかは不明です。

宮前区でもすでに数か所の保育園や小学校などでインフルエンザの発生が確認されています。

今後12月に入れば、さらに感染が増えくるでしょう。

「ワクチンが先か、流行が先か」

今、瀬戸際のような気がします。

 

 

診察中、小さなお子さんが教えてくれました。

「すいそうのニモ(さかな)がしんじゃっている!!」

心配で仕方ない感じ、

「大丈夫、エビさんもご飯を食べないといけないから・・」

とお返事。

 

日差し

だいぶ日中の日差しも低くなり、診察中の背中に当たって暑くさえ感じます。

冬の季節になったのだと思います。

午前中はカーテンを閉めることも多くなりました。

 

「採血は地下水脈を当てる作業」

そのまま進んで血管に当たれば、順調に採血もできます。

もし行き過ぎた場合(貫通してしまった場合)はそのまま、

注射針を引いてくれば、再び血管に当たることになります。

問題は点滴。

普通、点滴用の針は内筒と外筒の2つから構成されています。

内筒は固くガイドラインの役目です。外筒は中が空洞になっていて、管の役目になります。

血管に沿って皮膚の表面から点滴針を皮膚に入れてきます。

うまく血管に達すれば、血液が自然と逆流してきます。

さて、ここからが腕の見せ所で、針の先端を血管の内腔に沿って、ほんの少し進ませます。

貫通させてしまってはいけません。そっと沿うように進ませるのです。

うまくいけば内筒を少し抜いて、後は外筒を押し込めば血管内に針を留置することができます。

こどもは血管が細く見えにくいものです。指先の手応えや感に頼って作業を進めることもしばしば。

それこそ、出生体重が500グラム前後の赤ちゃんは、ほとんど皮膚が薄い皮1枚で

ぺトぺトしていて弾力もありません。

腕の後ろからライトを照らすと、そのまま腕は明かりで透けて見えてしまいます。

その中に血管を探して、点滴を行うこともあるのです。

研修医の頃は、朝6時には病棟に行って、全ての対象のこども達の採血を一人でしていました。

まあ、これが下っ端の仕事ということですが、これこそ腕を磨く研修で、果てしない採血の回数も重ねれば、次第に一人前になっていくというものです。

 

小児科医の最も特徴的な手技の一つである採血や点滴。

大人と比べてサイズも小さい子どもたち。

特に1歳未満のこどもはサイズもさることながら、ちょうどよくプクプクと皮下脂肪を溜めて

ほとんど見た目では血管が見えないことも多いのです。

ちょうど海の底に潜む潜水艦を探すべき、血管を探す作業になります。

そんな時はどうするのか?

まずは駆血帯というゴム管を巻きます。

よく採血や点滴の前に腕などに巻いていますね。

これは表面を走る静脈の下流を堰き止めて、うっ血させて血管に針や点滴を

入りやすくするためです。

(ちなみに採血や点滴は静脈で行います。動脈は皮膚の奥、もっと深い場所にあります)

そして指で皮膚を触ってみます。

わずかに血管の、細長く糸のような、そして弾力のある管の感触を探り当てます。

もし、それで分からないときは今までの経験を役立てます。

解剖学的な知識や今まで数知れない万の単位でやってきた採血の経験から

血管は、おそらくここには走っているだろう、という推測から始めることもあります。

そして、そこに向かって注射針もしくは翼状針を進めて行くと・・・

もし、その先に血管が走っているならば、いつかは水脈や鉱脈を当てるがごとく、

血圧の圧力で自然と血液が逆流してくるという訳なのです。(つづく)

クスリの量はどうやって決めていくのだろう・・・・

小児科医が診察して、まずは病名を推察します。

大人は錠剤ですから、多くは1回1錠 1日3回 というのが多いかも知れません。

子どもの場合には、年齢や体重でクスリの量が違ってきます。

例えば10キロのお子さんに咳止めを出そうという場合。

咳止めも、たくさんの種類がありますが、使いやすい「A]を選択したとします。

Aという薬には有効な量が設定されています。2~3mg/kg/day

1kgあたり2~3mgのクスリということで、10kgだと20~30mg(1日あたり)になります。

ただクスリはそのまま原末ではなく、ほとんどが10%散など有効成分が設定されています。

この場合は全体量にすると200mg~300mgになりますが、通常はgで表示されるので

0.2g~0.3gと処方箋には書きます。最近は保育園に行く子も多く、

量の微調整もしますが1日2回もしくは3回に分けます。

つまり   A(10%散) 0.2g 1日3回食前  ◎日分  と処方箋には書かれていると思います。

しかし、他に痰切りなども一緒に出すこともあり、その場合はまた、痰を切るクスリの有効成分量や

含有量などに沿って同じような計算をしていきます。

結構、めんどくさい事をしているでしょ?

それを瞬時にやっています。

院外薬局の場合は、その処方箋を見て薬剤師の先生がクスリの量や種類が合っているか、

ダブルチェックをしてから調合してもらっているのです。

ありがとうございます。

先日、カルテ番号がついに50000番台を迎えました。

今までいらした患者さんは延べ63万人ほどです。

未だにカルテ番号2番と3番の患者さんは来ていただくこともあります。

これからもよろしくお願いします。